スマホルール決めたよ 津奈木小の児童が保護者、教員と意見交換
津奈木町の津奈木小で5日、児童のスマートフォンなど通信機器の使用に関するルールづくりについて、児童、教員、保護者の3者の代表が意見を交わした。 津奈木小によると、昨年度の調査で同小児童の通信機器の所持率は82・1%と熊本県平均(77・4%)より高いことが判明。家庭でのルール設定の割合も県平均を下回っていたため、3者が話し合って共通のルールを決めることにした。 5、6年生6人と保護者2人、教員3人が参加。使い終わる時間や使う場所、課金などを議論した。 使い終わる時間は「平日22時、休日23時」の案もあったが、習い事のある児童を考慮して「寝る1時間前まで」に決定。使う場所は制限しないが、児童が提案した「部屋に鍵をかけず、ドアも開けて使う」を採用した。課金については大人から仕組みや目的に関する質問が相次ぎ、結論は出なかった。今後は学年ごとのルールを決める予定。 6年の男子児童は「夜遅くまでゲームをすると睡眠不足になり健康に悪い。みんなで決めたルールを守っていきたい」と話した。(久保田尚之)