河井元法務大臣、服役中に亡くなった安倍元総理への思いを語る 父親の死にも立ち会えず「オヤジには可哀想なことをした…」
2019年、参議院選挙の大規模買収事件で、公職選挙法違反(加重買収など)の罪に問われ、懲役3年の実刑判決を受けた河井克行元法務大臣が、服役中に亡くなった安倍晋三元総理大臣への思いを語った。 【映像】涙ぐむ河井克行氏(実際の映像) 収監中に世話になった安倍元総理が凶弾に倒れるという訃報を聞いた河井氏。国葬儀の日は、刑務所内で図書計算工場の作業(差し入れられた本のチェックや刊本の貸し出しなどを管理する仕事)をしており、隠れてそっと黙とうを捧げたという。 また、河井氏は収監中に父親も亡くしており、「受刑者は肉親が亡くなっても葬儀に参列できないので、最後のお別れもできなかった。本当にあの時には、オヤジには可哀想なことをしてしまったなと、今でも本当に思っている」と涙ぐんだ。 さらに、「安倍元総理の元、外交安全保障の仕事をさせていただいて、いろいろな海外の要人たちと人間関係を作ってきた。フィリピンのドゥテルテ前大統領との関係で、今年だけで4回行った。そして、ブータン王国の国王陛下や首相と家族ぐるみで親しくしていただいているので3ヶ月連続で行っている。それからバチカンにも行った」と現在も海外の要人たちと関係があると明かした。 続けて「トランプ大統領が当選したが、(当時は)安倍元総理のご下命でトランプ陣営との人間関係の構築も一生懸命やった。ワシントンD.C. に34回ほど行き、いろいろな人たちと会って、側近たちとの人間関係を作ってきた。今回の安倍昭恵氏がフロリダで食事をされるというニュースを聞いて、安倍元総理が天国から計らいをされたのではないかと思って嬉しく思っている。『ぜひメラニアさんだけでなく、大統領も出てきてください』と、私の知っている側近の人たちには一応メールを送らせていただいた」とトランプ氏の邸宅で開かれた安倍元総理の妻・昭恵さんとの夕食会についても言及した。 (『ABEMA的ニュースショー』より)
ABEMA TIMES編集部