米の年末商戦、ピーク迎える 物価高で消費鈍化も
【ニューヨーク共同】米国各地で24日、感謝祭翌日の大規模セール「ブラックフライデー」が始まり、年末商戦のピークを迎えた。今年は食品や燃料などの物価高や高金利を背景に、売り上げの伸びの鈍化が懸念されるものの、小売り各社は大幅に商品を割引し消費者にお得感をアピールした。 24日は多くの店がいつもより開店時間を早めて営業を開始。ニューヨーク・マンハッタンにある老舗百貨店メーシーズでは午前6時の開店前に100人超が並んだ。ニューヨークに住むエイドリアンさんは「自分のためにカシミヤのセーターを買いに来た。最近は物価が高いのでいつもセールで買う」と話した。