「ヒロシ&キーボー」黒沢博さん死去 75歳 実兄・黒沢年雄が公表 「3年目の浮気」が大ヒット
男女デュオ「ヒロシ&キーボー」の黒沢博さんが死去したことが7日、分かった。75歳だった。実兄で歌手の黒沢年雄が同日、自身の公式ブログで発表した。 黒沢はこの日「博が…亡くなった…。」との題でブログを更新。博さんとの思い出をつづりつつ「昨夜…口の聞けない博にいっぱい話しかけました…博がいつも,兄貴はスーパーマンだといいふらしていたので…耳元で冗談に“俺はスーパーマンだから全て任せて安心しろ”と言ったら、とても喜び僕の手を強く握り返して涙を流し喜びに溢れていました…」と明らかにした。 さらに「数時間いて少し元気になったから大丈夫だろうと、一旦引きあげました…4時間後急変…電話が来て娘さんが電話の向こうでパパ! パパの叫び声が入って来ました…直ぐに病院に駆けつけると…医師から臨終ですとの言葉…。今は幼い頃の博が頭に蘇って涙がとまりません」と、博さんの最期の様子を明かした。 博さんは1966年に、寺内タケシとバニーズにボーカリスト兼ギタリストとして加入。71年にグループ解散した後、ヒロシ&キーボーを結成し、82年に発売した「3年目の浮気」は売り上げ130万枚を超える大ヒットを記録した。