祇園祭でお酒「ショーじゃない」 1席40万円「プレミアム観覧席』八坂神社トップが苦言「疫病に対抗できる祭りに戻したい」 京都市
2024年は1席20万円…酒と食事の提供はなし
観光協会の理事も務める野村宮司は、このままでは、八坂神社が食事や酒を伴う鑑賞方法を推奨していると受け取られかねないと、強い懸念を示していたのだ。 京都市観光協会は2024年もプレミアム観覧席を販売、最高価格を20万円に抑え、全60席とする予定だという。 京都市観光協会の関係者は「神社側に説明をできておらず、大いに反省している」としたうえで、野村宮司から指摘を受けた酒の提供については、「冷たいソフトドリンクだけ。酒類は出さない」とし、食事の提供もしないという。 そもそも祇園祭のはじまりは、平安時代の疫病退散を願う祭礼だった。 野村宮司は、新型コロナという疫病が令和の世に流行ったことを経て、「かつての祇園祭、祇園御霊会(ごりょうえ)、疫病に対抗できるお祭り、神社に戻したいというのが一つの思いであります」と訴えた。 (「イット!」6月20日放送より)
イット!