1軍に”推薦“したい…阪神、ファームでは好成績を残す選手(6)岡田監督の“秘蔵っ子”になれる…?
プロ野球の世界では、熾烈な一軍争いが繰り広げられる。昇格するには、二軍での数字が判断材料になるだけに、ファームでの活躍が求められる。また、若手選手にとっては今季の二軍成績が来季の一軍起用につながるケースもある。ここでは今季ファームで躍動している阪神タイガースの選手を紹介したい。(※今季成績は9月28日時点)
石黒佑弥
・投打:右投右打 ・身長/体重:180cm/83kg ・生年月日:2001年6月20日 ・経歴:星城高 - JR西日本 ・ドラフト:2023年ドラフト5位 ルーキーイヤーの今季は、二軍でまずまずの投球を見せている石黒佑弥。一軍では思うような結果を残せていないが、将来の活躍を予感させている。 星城高時代には、3年夏に石川昂弥(現:中日)を擁した同年のセンバツ王者・東邦にコールド勝ちしたことで話題を集めた。 卒業後はJR西日本に進むと、高卒3年目には全国大会で先発マウンドを経験。同年はドラフト指名漏れとなったが、翌2023年のドラフト会議で阪神タイガースから5位指名を受け、プロ入りを果たした。 ルーキーイヤーの今季は、開幕から二軍でアピールを続け、夏場に一軍デビュー。しかし、一軍では3試合に登板するも、防御率5.40と振るわなかった。 ファームでも直近は数字を落としているが、38試合登板で3勝4敗9セーブ、防御率3.71、奪三振率9.26をマーク。 力強いストレートとカットボールのコンビネーションは、大きな武器となっている。一軍での経験も、来季につなげていきたいところだ。
ベースボールチャンネル編集部