天体観測会 小中学生と保護者ら約50人 秋の夜空の星々に思いをはせる/岡山・津山市
津山高専公開講座「天体観測会~君も未来のガリレオだ!」が7日夜、同高専(岡山県津山市沼)で開かれ、市内外の小中学生と保護者ら約50人が秋の夜空の星々に思いをはせた。 【写真】対空双眼鏡で星を観察する子どもたち
同高専の教員が“先生”役、天文学部の学生10人がアシスタントを務めた。
座学ではいま見ることができる木星や土星、10月12日に地球に最接近した紫金山・アトラス彗星、秋の四辺形などについて説明があった。さっそく屋上に上がり、天体望遠鏡をのぞき込んだ。この日は曇っていたものの、雲の隙間から星が顔をのぞかせると、「見えた」などと歓声が上がった。
木星のまわりのガリレオ衛星、こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブでつくられる「夏の大三角」などが確認できた。高倉小3年の米井晴希君は「いろんな星を見ることができてうれしかった。来年も来てみたい」と話していた。
同講座は年間2回開催しており、初回は7月に実施している。
津山朝日新聞社