さくら市の小学校で「減災運動会」
とちぎテレビ
児童に、体を動かすことを楽しみながら防災や日ごろからの助け合いについて考えてもらう「減災運動会」が27日、さくら市の小学校で開かれました。 減災運動会は、2011年の東日本大震災をきっかけにさくら市社会福祉協議会が毎年、協定を結んでいる宮城県の東北福祉大学と一緒に開催しています。 今回は氏家小学校の6年生や地域の人たちなどが参加して、防災の基礎知識を学ぶ 「減災〇×クイズ」などさまざまな競技に挑戦しました。 参加した児童たちは東日本大震災を経験していませんが、東北福祉大の学生ボランティアの中には実際に震災を経験した学生も少なくありません。 競技は自力で避難できない人を車いすを使って避難場所まで連れていくことを想定したリレーや、「減災カルタ」も行われ、競争を楽しみながら災害時の対応を学んでいました。 東北福祉大4年 菅井万緒さん:「減災・防災の教育の入り口をしっかり作ってあげることで、きょう参加してくれた子ども達が大人になってからも、学んだことを活かしてもらえたら。」
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