ユーロNCAPの2024年安全性能テストで最高評価の5つ星を獲得!

　欧州でクルマの衝突安全性試験を実施しているユーロ NCAP（欧州新車評価プログラム）はこのほど、新型「ミニ・カントリーマン」のクラッシュ＆セーフティテストを実施し、最高評価となる5つ星を獲得したことを発表しました。 【画像】最高評価となる5つ星を獲得した「ミニ・クロスカントリー」を写真で見る（26枚）

日本では、2023年11月から受注が開始された「MINI（ミニ）」シリーズのSUV新型「ミニ・カントリーマン」

　どんなに優れた運転支援テクノロジーを搭載しても防げない事故は存在しますが、そんなときに頼りになるのが、衝突時の衝撃から乗員を守る技術。ミニは「もしもの時」を考え、パッシブセーフティ機能にも力を注いでおり、第三者機関からも高い評価を得ています。 　このたびの衝突安全性試験では、ミニ史上最大のボディサイズを特徴するSUV「カントリーマンSE（左ハンドル車）」が使用され、成人乗員保護性能で83%、子供乗員保護性能で87%、歩行者保護性能で81%、安全補助装備で79%をマークし、最高となる5つ星評価を得ました。 　ミニ・カントリーマンに標準装備する運転支援システムが、最高評価に貢献しています。自動ブレーキ機能を備えた最新世代の前方衝突警告システムは、市街地での安全性をさらに向上させます。 　また、走行時に後方または前方から車線と平行に接近する歩行者や自転車を検知することができ、歩行者との衝突を回避するのに役立ちます。また、走行時には対向車に警告を発することもできます。 　さらにミニ・カントリーマンは、パッシブセーフティの面でも高い評価を得ています。特に、運転席と助手席の間に標準装備されているセンターエアバッグは、その高い効果が評価されました。 　加えて、子供の保護に関する前面オフセットテストおよび側面バリア衝撃テストで最高点を獲得しています。 ユーロNCAPによりますと、前部座席と後部座席のシートおよびヘッドレストは、追突時に発生する可能性がある頸部傷害に対して優れた保護を提供していると評価されています。また、テスターは二次衝突を防ぐ緊急ブレーキシステムや、インテリジェントな緊急コールシステムも高く評価しました。 さらに、アクティブエンジンコンパートメントリッドは、歩行者や自転車利用者の負傷リスクを軽減する効果があり、安全テストにおいて、さまざまな速度で高い信頼性と効果が証明されています。