メジャー複数球団は大谷を打者で獲得検討の驚愕情報!
日ハムの大谷翔平に関する情報は、今オフ全米のメディアにひっきりなしに登場しているが、米殿堂入りコラムニストのピーター・ギャモンズ氏が、この日、自身のメディアである「ガモンズ・デイリー」で、今オフのメジャーリーグの動向について報じ、その中で大谷についての衝撃情報を伝えた。 ギャモンズ氏は、今シーズンを振り返りながら来シーズンの展望をまとめた記事の中で、メジャーリーグ球団の複数のゼネラルマネジャーから得た情報を元に「メジャーリーグ球団は、大谷を打者として獲得したいようだ」と報じたのだ。 投手でもなく、二刀流でもなく、打者で獲得検討とは、驚きの情報だ。 記事の書き出しは、「最近のニュースのサイクルは、スティーブ・バートマンに代わって、大谷が取り扱われるようになった」というもの。スティーブ・バートマン氏は2003年10月14日にカブスの本拠地リグレーフィールドで行われていたナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦で、左翼手が捕球しようとしたボールを観客席から捕ってしまった人物。そのため、カブスが今年のワールドシリーズを制するまで、カブスの呪いのひとつとして定期的にメディアに名前が出ていたのだ。 ギャモンズ氏は、今年のオフはバートマンさんに代わって、大谷の記事が一定のサイクルで米メディアに登場していることを指摘。WBC強化試合を日本で観戦したある国際スカウトが、「時折、これまでに見たことのない選手に出会うことがある。今、現在で言えば、それが大谷だ」と大谷を絶賛した話を紹介した。 さらにギャモンズ氏は、このように続けた。 「私たちは、彼が、世界でも素晴らしくパワーのある投手だということを知っている。大谷は、22歳にして39勝13敗、防御率2.49、595奪三振、通算投球回は217回2/3の成績を残している。彼は1年後には、米国に来るかもしれない。しかし、この私が取材した国際スカウトは、大谷を見るたびに、“カーク・ギブソンと、マックス・シャーザーのハイブリッドだ”と考えるようになったそうだ」。 カーク・ギブソンは1980年代から90年代半ばにかけて、タイガースやドジャースで活躍した左投げ左打ちの外野手で、マックス・シャーザーは、大谷自身が会いたい、見たいと熱望している今シーズンのア・リーグのサイ・ヤング賞に選ばれたメジャーナンバーワン投手だ。