本当に実写? 再現度がヤバすぎたキャラに「すべて完璧」「あまりに自然」
原作へのリスペクトを感じる演技に原作ファンも称賛
2023年から「Netflix」で全世界配信されている『幽☆遊☆白書』(原作:冨樫義博)も、キャラや世界観の再現度や、アクションのクオリティが高く評価されています。とくに、主人公「浦飯幽助(演:北村匠海)」の仲間の妖怪「飛影」を演じた本郷奏多さんは、『キングダム』の「成キョウ」や『GANTZ』の「西丈一郎」などの再現度で絶賛されてきたマンガの実写化作品を語るうえで欠かせない存在で、今回の飛影役も高く評価されました。 飛影はぶっきらぼうでありながらも、優しい一面を持ち、「ツンデレ」な魅力のある人気キャラとして知られています。 本郷さんはアニメ版の声優である檜山修之さんの発声、喋り方に寄せた演技を見せたほか、過酷なトレーニングを積んだハイクオリティなアクションを披露し、ネット上でも「腰の細さがマジ飛影」「走り方、話し方、動き、目線、トーンまで飛影そのもの」などと、原作ファンからも絶賛されました。静止画でビジュアルが発表された際は、原作の飛影そのままというわけではなかったのですが、本編で評価が逆転したようです。 2024年7月に4作目が公開された「キングダム」(原作:原泰久)シリーズも、キャラの再現度において称賛を受けている実写化作品です。メインキャラから脇役まで名演が話題となるなか、密かに注目を集めたのが、田中美央さん演じる「飛信隊」の副長「渕」でした。 飛信隊の隊長である主人公「信(演:山崎賢人)」や、隊員たちから絶大な信頼を集める渕は、武力や知力で目立つキャラではありません。しかし、強い責任感と仲間の士気を高める姿で飛信隊になくてはならない存在で、信ですら「さん」付けで呼ぶほど重要な人物です。 実写映画の渕は、あまりにも似ているビジュアルだけでなく、情に厚い人柄がにじみ出る演技がSNS上で話題になりました。「何度見ても完璧な渕さん」「渕さんを演じているというより、渕さんそのものだった」「渕さんの最大の名場面である原作のあの川のシーンも再現してくれそう」といった声があがり、まるで原作キャラが憑依したかのような再現度に称賛が集まっています。 声優としても活躍する田中さんは、アニメ版『キングダム』では楚軍の総大将「汗明」を演じていました。武力に優れた汗明という、渕とはまったく異なる荒々しいキャラクターを表現していることで、ファンの間でも驚きの声があがっているようです。
LUIS FIELD