マスク「必要な量の購入を」 菅官房長官が呼びかけ
菅義偉(よしひで)官房長官は21日、定例会見で、マスクの品薄状態が続いていることに関して、中国からの輸入停滞など供給能力が低下していることに加え、今年1月以降に急激に需要が増したことが「大きな要因」と説明した。そして、「政府としては引き続き供給能力を拡大するとともに、国民のみなさんにはマスクの必要な量を購入していただきたい」と述べ、消費者に対して度を超えた買い占めを控えるよう呼びかけた。 【動画】菅官房長官が定例会見(2020年2月21日)
また、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」内で勤務していた厚労省と内閣官房の職員らが新型コロナウイルスに感染したことについては、「クルーズ船では、作業に伴う感染リスクに応じて、感染防御策をとっていたと聞いています。こうした防御策は適切に実施されなければ効果が低減するため、マスクの着脱方法や、必ず作業ごとに手指の消毒を徹底するなど、適切な感染防御策を改めて確認して、徹底させたいと思っております」と話した。