桃太郎像が移設へ…変わるJR岡山駅前広場 路面電車乗り入れのための工事が進む
KSB瀬戸内海放送
JR岡山駅前で路面電車乗り入れのための工事が進んでいます。駅前のシンボル、桃太郎像は早ければ来週にも違う場所に移されるなど、駅前が変わろうとしています。 【完成イメージ】路面電車の乗り入れ 駅前広場
(松木梨菜リポート) 「岡山駅で多くの人を出迎えていた桃太郎像ですが、今はフェンスで囲まれています。今月中にも別の場所に移設されます」 桃太郎像は2代目で1971年に設置され長年、駅前を見つめてきました。 大規模な工事が行われている理由は岡山市が進めている、路面電車の駅前広場への乗り入れ事業のためです。総事業費は約94億円で2027年3月の完了をめざしています。 桃太郎像は現在の場所からマクドナルドの東側あたりに、早ければ来週にも「仮設」される予定です。 (岡山市 西部幹線道路建設課/菊地良典 担当課長) 「乗り入れ工事が完成した暁には、電停の南側、広場からよく見える位置に移設したいと考えています」 (松木梨菜リポート) 「シンボルだった噴水の姿はなくなっていて、地面には大きな穴ができています」 約50年親しまれてきた噴水は2024年3月31日に稼働を停止。今後は岡山市の環太平洋大学でオブジェとして活用されます。 (街の人は―) 「ちょっと寂しいですね」 「待ち合わせ場所がなくなったなと思います」 このほか、一般の車が広場に入れる場所は「降車」のみの運用になっています。 (岡山市 西部幹線道路建設課/菊地良典 担当課長) 「来年の2月に駐車場ができます。もうしばらくご不便をお掛けしますがよろしくお願いしたいと思っています」
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