古田敦也さん野球を語る ハワイアンズで磐城高出身の古内義明さんと
プロ野球ヤクルト元監督の古田敦也さん(59)と、磐城高野球部出身でMLBアナリストの古内義明さん(56)が19日、福島県いわき市で講演した。スパリゾートハワイアンズを訪れた2人は「熱闘甲子園から大谷翔平 野球でいわきを元気に! 人生に活力を与える激アツトーク」と題し、笑いを交えながら軽快なトークを繰り広げた。 古田さんは1990年にヤクルトに入団し、捕手として活躍した。現在は野球解説者などの傍ら日本プロ野球名球会理事長も務める。古内さんは磐城高野球部で85年の夏の甲子園に出場した経験がある。ドジャースの大谷翔平選手らが活躍する米大リーグを2千試合以上を現地取材している。 古田さんは野球を始めたきっかけについて「父に『野球はうまくいったら金になるから』と言われた」と明かした。楽天などで監督を務め、ヤクルトで師弟関係だった野村克也さんとのやりとりや、対戦相手で一番嫌だったのは元巨人の松井秀喜さんだったなど、現役時代のエピソードを語った。 若者の褒め方や励まし方については「その子が何を求めているかを探ること。一人一人に合った指導をすることが大切」とアドバイスを送った。古内さんは大谷選手の取材方法などを紹介した。 講演会は常磐開発(いわき市)の取引会社80社でつくる開発会の発足60周年特別記念として開かれた。