まだスタッドレスタイヤに迷っているならどんな雪道でも安心して走れるオールラウンダーモデルが安心です!
凍結路面と旭岳の圧雪路でテスト
年末年始もクルマに乗って規制したり、ウインターレジャーに出かけたり、計画はバッチリだけれど足元にはまだ不安が…というのが冬の移動。スタッドレスタイヤにはもう履き替えましたか? 【試乗の様子を画像で見る】 まだ迷っているという人に試してほしいのが、ブリザック史上最高性能を謳う、ブリヂストンの乗用車用スタッドレスタイヤ「BLIZZAK VRX3(ブリザック ヴィアールエックススリー)」だ。 今回は人気のSUV4台に装着して、北海道旭川市内の凍結路面と旭岳の圧雪路でブリヂストンの試乗車であるSUV4台に装着して、北海道のあらゆる雪道を一日中走りまくってみました。 ブリザックは、北海道や北東北主要5都市での装着率は、なんと22年連続No.1。確かに冬シーズンに東北などをドライブするとブリザックを装着しているのをよく見かけるから、この装着率はうなずける。 筆者は毎年、圧雪路や氷上コースで各メーカーのスタッドレスタイヤやオールシーズンタイヤをテストするが、ブリザックVRX3はトップクラスのグリップ性能を発揮している。 特に氷上でのコーナリング性能は抜きん出ている感じで、ステアリングを切るとグイグイと曲がっていく。まるでアスファルトの上を走っているのかと思うほど旋回性能が高く、ステアリングを切り増してもグリップ感がすぐに抜けないのがすごい。
ロータリー交差点を早朝に走行
試乗した北海道・旭川市にはロータリーの交差点がある。中央にシンボルタワーがあるロータリー交差点を早朝に走行したが、路面は凍結していて、ぐるりと回るロータリーのため、けっこう氷が磨かれていて滑りやすい。 だがブリザックVRX3はグリップが良く、グイグイと旋回。氷上テストコースと同様に手ごたえも良く、コーナリングの微妙な進路変更も余裕でこなす。 こうしたヨーロッパでいうラウンドアバウトの交差点は、他車が途中から侵入(合流)して来るため、コーナリングしながらブレーキングするという厳しい状況でも高いグリップ性能を発揮してくれるのは安心感が高い。 氷上を走る機会が少ない人が犯しやすいミスは、ステアリングを必要以上に切り込んでしまう操作だ。タイヤによってはそれまでグリップしていても、切り過ぎたため急にグリップが落ちてしまうこともある。 ブリザックVRX3はたとえ切り過ぎてもグリップが穏やかに低下する。さらに初期操舵のレスポンスが良いことも高い安心感につながっている。 ドライバーはステアリングのレスポンスが良くないと、本当に曲がってくれるのかわからないため不安を感じやすい。ブリザックVRX3の場合はレスポンスよくノーズが動くため、とても安心できた。