初回の打席でダルビッシュ有は大谷翔平を三振に抑えた

　パドレスのダルビッシュ有投手（38）がドジャースの大谷翔平投手（30）を完璧に抑え込んだ。 　6日（日本時間7日）、ダルビッシュはロサンゼルスのドジャースタジアムでナ・リーグ地区シリーズ第2戦に先発。「1番・DH」で出場した大谷と初回から相対した。 　大谷を三振、一ゴロ、投ゴロと3タコに抑えると7回1失点で10―2での勝利に貢献。試合後のテレビインタビューで右腕は「初戦を落としていたので、2戦目を勝ててホームに行けるのでうれしい」と笑顔を見せると、「色々な球を使いながら、なるべく早く打たせるようにした」と7回82球3安打1失点の省エネ投球を振り返った。 　 　大谷との対戦には「頭のすごくいい選手。自分も考えながら、一球一球の大谷君の反応を見ながら投げていました」と一球ごとに配球を変えて臨んだという。 　初回のベッツの左翼への大飛球について聞かれ、ダルビッシュは「自分もホームランだと思った。同点だから切り替えていこうと思ったけど、それがアウトだったので良かった」と本音をポロリ。大一番でのクレバーな投球で背番号11がチームを救った。