運転士は出発ボタンを押すだけ 2029年度から北陸新幹線の敦賀・金沢間で自動運転導入目指す 試験走行で操作確認
FBC福井放送
速度調整や停車は全てコンピュータ任せ。JR西日本は、2029年度から北陸新幹線の敦賀・金沢間で自動運転の開始を目指すとしています。 19日は北陸新幹線の金沢・富山間で自動運転に向けた走行試験が行われました。 JR西日本と東日本が、より安全で効率的な鉄道運営に向けて共同でシステムを開発しているもので、運転士は発車の際にボタンを押すだけ。 列車は自動でスピードを調整しながら走行し、定められた時刻に駅に到着します。 ■JR西日本 新幹線本部 折中 啓也 本部長 「運転士が運転操作から開放されることによって、利用客の安全確認とか、社内でトラブルがあった時の対応を車掌とともに行なうことが出来るようになる」 JR西日本では2029年度に金沢・敦賀間での自動運転の導入を目指します。
