更年期からの「骨痩せ」を予防!丈夫な骨づくりを助ける食べ物で骨密度をキープ
更年期から下がる骨密度!毎日の食事で健康な骨に
50代から気を付けたい骨の健康。特に女性は、閉経前後の女性ホルモンの減少によって骨密度が下がりやすくなります。骨密度は減ってから補うよりも、減らさない心掛けが大切!骨を強くする食べ物を取り入れるなどして、丈夫な骨をキープしましょう。 ■イライラ、不安、頻尿…更年期のつらい症状を和らげる、注目の食べ物
骨密度は「減らさない」意識が大切
ずっと自分の足で歩くためにも意識したい骨の健康。一般的に骨密度は、50代からぐっと低下すると言われます。 特に女性は、閉経前後に女性ホルモンの一種であるエストロゲンが減少することで、男性よりも骨密度が下がる度合いが大きくなります。骨密度の低下による骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の患者の80%以上は女性と言われ、骨粗鬆症になると、つまづいただけで骨折したり、折れた骨が治りにくくなります。 そこで50代からは骨の健康への意識が大切! 骨密度を保つポイントは、減ってから補うのではなく、減らさないようにキープすることです。骨を強くする食べ物などを取り入れて、元気な骨を守っていきましょう。 丈夫な骨を作るのに欠かせないのは、骨をつくるために必要なタンパク質やカルシウムといった栄養素です。 今回は、丈夫な骨づくりを助ける食べ物を使ったレシピをご紹介します。
カルシウムを効果的に吸収!豚バラとたけのこの煮込み
旬のたけのこを、旨味たっぷりの豚バラ肉と一緒に煮込んだレシピです。 豚肉は、骨づくりに欠かせないタンパク質が豊富な食材。骨の柱となるコラーゲンの材料になるなど、丈夫な骨づくりに役立ってくれます。 また彩りに添えたチンゲン菜もカルシウムが多い野菜の一つ。そして干ししいたけは、カルシウムの吸収を助けるビタミンDの量が、生しいたけの10倍もあると言われます。 骨を元気にする栄養素であるタンパク質とカルシウムが一緒に取れる一品。はちみつを使うことで照りとコクがアップした煮物は、献立のメインにもぴったりです。 ■材料(4人分) ・豚バラブロック……400g ・たけのこ……300g ・干ししいたけ……8枚 ・青ねぎ……1本 ・土しょうが……15g ・チンゲン菜……適量 ・サラダ油……適量 ・水溶き片栗粉……適量 【A】 ・アカシアはちみつ……大さじ5 ・しょうゆ……大さじ5 ・酒……大さじ2 ・干ししいたけのもどし汁……1カップ ・こしょう……少々 ・水……1.5カップ ■作り方・レシピ 1.豚バラブロックは1cmくらいの厚さに切ってサッと下茹でする。 2.たけのこはあく抜きをし、6~7mm厚さのくし形に切る。 3.干ししいたけは水でもどして石づきを取り、半分に切る。戻し汁は取っておく。 4.青ねぎは4cm程度の長さのぶつ切りに。土しょうがは薄切りにする。 5.チンゲン菜は茹でてザルにあげておく。 6.中華鍋にサラダ油を熱し、[4]を弱火で炒めて香りを出す。[1][2]を順に加えて炒める。 7.【A】と[3]の干ししいたけを加え、弱火で30分ほど煮込む。水溶き片栗粉を加えてとろみをつけたら、茹でたチンゲン菜を敷いた皿に盛りつける。 ※アカシアはちみつはすっきりとした甘さで、いろいろな料理・スイーツと相性がいいはちみつです。アカシアはちみつがない場合は、少し風味は変わりますが、他の花のはちみつでも代用できます。