JR東海のキハ75形で運行

JR東海のキハ75形気動車（画像：写真AC）。

　関西本線活性化利用促進三重県会議は2025年1月9日、名古屋駅と伊賀上野駅（三重県伊賀市）を乗り換えなしで結ぶ実証列車を運行すると発表しました。 【関西本線】臨時列車の運行ルートを見る（画像） 　三重県・亀山市・伊賀市・JR西日本で構成する同会議は、JR関西本線の亀山～加茂間の活性化や利用促進に向けて取り組みを進めています。今回は、名古屋～伊賀上野間に直通列車を走らせて、観光利用の潜在需要を探ります。 　列車は、2月16日（日）と22日（土）に1往復ずつ、団体臨時列車として運転。下りは名古屋8時51分発、伊賀上野10時45分着。上りは伊賀上野15時34分発、名古屋17時44分着です。どちらも途中、関に停車します。 　車両は、JR東海のキハ75形気動車2両編成を使用します。 　旅行商品は、「全車指定席 名古屋発専用臨時列車で行く 関西本線の旅」として日本旅行が販売します。代金は、名古屋～伊賀上野のフリープランが7900円のほか、関宿歴史観光や伊賀牛グルメ、伊賀鉄道車庫見学が付いた各プラン（8400円～1万9800円）なども設定されます。 　販売は、抽選の第1次が1月10日13時から、残席先着順の第2次が1月22日15時から、日本旅行のウェブサイトで受け付けます。駅の窓口や券売機での販売はありません。