中国輸出7カ月ぶりプラス 11月、コロナ反動で0.5%増
【北京共同】中国税関総署が7日発表した11月の貿易統計によると、輸出は前年同月比0.5%増の2919億ドル(約43兆円)だった。プラスは7カ月ぶり。前年に新型コロナウイルス流行があった反動で増加となった。 輸入は0.6%減の2235億ドルで、2カ月ぶりにマイナスとなった。中国恒大集団や碧桂園など不動産大手の経営危機問題が長引いており、中国国内の需要回復の足かせとなっている。 輸出入を合わせた貿易総額は5154億ドルで、前年同月と同水準だった。