「極めて厳しい状況」パチンコホール、負担是正を求め“公取・警察庁・販社・メーカー”に訴え
「さらなる衰退を招きかねない」今後も是正要求へ
一連の文書では、対象となる企業や機種こそ違うものの、遊技機の販売価格を負担するホールの経営や、商習慣の健全性、業界の将来を危惧するという点で共通している。 遊技機販売価格の高騰など、ホールへの負担増が続けば、そのしわ寄せはパチンコ・パチスロユーザーの出玉にも影響を及ぼす。当然、出玉を期待できないホールの集客力は大幅に下がる。 「全日遊連傘下の都道府県組合に加盟する組合員ホールには中小規模のホールも多く、これらのホールにとっては遊技機価格の高騰や、不公正な販売方法が経営を圧迫している現状がある。 多くのホールが廃業に追い込まれている極めて厳しい状況下で、このような遊技機販売を看過すれば業界全体のさらなる衰退を招きかねない。 今後の業界発展のためにも、遊技機販売価格の高騰化を抑え、不公正な販売方法を抑止していただくよう、引き続きメーカーや販売会社に求めていく」(全日遊連)
弁護士JP編集部