「中学生の税についての作文」表彰式 小野田桃子さん(内郷一2年)らたたえる 福島県いわき市
全国納税貯蓄組合連合会や国税庁が全国から募集した「中学生の税についての作文」の表彰式は2、3の両日、福島県いわき市内の各校で行われ、受賞者をたたえた。受賞した生徒は作文の応募を通じて税の重要性を認識し、自分の意見を発表した。 いわき税務署によると、県内の97校から3991点の応募があり、このうちいわき市内では13校から647点が寄せられた。審査の結果、市内では東北地区納税貯蓄組合連合会長賞に小野田桃子さん(内郷一2年)、県法人会連合会長賞に金成美空(みく)さん(磐崎2年)、いわき税務署長賞に横浜悠乃(ゆうの)さん(四倉3年)と小林玲偉(れい)さん(磐崎1年)、市納税貯蓄組合連合会長賞に渡部珠琴(みこと)さん(磐崎1年)が選ばれた。 小野田さんは「私たちの暮らしを支える税金」と題し、税金がドクターヘリの整備や医療現場に役立てられていることをつづった。「作文を通じて税金の役割やありがたみを知ることができた」と語った。
金成さんは「身近にある税金」、横浜さんは「人を助けるためのお金」、小林さんは「税の使い道」、渡部さんは「税金について」と題し、税金が身近な公園や医療などに生かされていることをまとめた。 表彰式では伊藤浩一いわき法人会長、吉田勝浩いわき税務署長、田辺美津子市納税貯蓄組合連合会副会長がそれぞれ、受賞者に賞状を手渡した。 (いわき版)