柏木由紀 AKB時代の苦いMV「センターですよ?そんなこと…」「めちゃくちゃショック」
元AKB48のタレント柏木由紀(33)が、22日放送のフジテレビ系「酒のツマミになる話」(金曜後9・58)に出演し、AKB時代のミュージックビデオ(MV)にまつわる苦い思い出を語った。 MVについて「かまいたち」山内健司から「事前にこの楽曲でどのくらい映るか、確認できるものなの?」と問われると、柏木は「あれが、分からなくて」と返答。「撮っている時は、とりあえず走りましょう、踊りましょうみたいな。だいたい3日くらい撮るんですよ」と、舞台裏を明かした。 カット割はメンバーみんなで確認していたという。「みんなで完成を見る。楽屋で全員で見る時が、本当に全員、初めて知る時なんですよ」と説明し、一同を驚かせた。 柏木が初めてシングル表題曲のセンターを務めたのが、15年発売の「Green Flash」。小嶋陽菜とのダブルセンターだった。このMVが、柏木にとってはショッキングな作品になったという。 「私、7年くらい前(実際には9年前)に、こじはるさんと私のダブルセンターの曲、16人で歌っている歌で。みんなで見たら、私、6秒しか映っていない」。まさかの告白に、出演者たちは「え~っ!?」と声をそろえて驚いた。 選抜メンバーたちが、それぞれの悲しい出来事に涙する、ドラマ仕立てのMVだった。ドラマパートの出演者は、主に若手メンバー。中には、10秒以上も長回しで走っているシーンを映し出されたメンバーもいたが、柏木は3秒ほどの歌唱シーンが2度、映るだけだった。ちなみに、小嶋も同じように合計6秒ほどしか映っていない。 「センターですよ?そんなこと…」。MVは5分ほどで、出番はわずか6秒。「若い子はドラマシーンとか、失恋して泣くとか、走って叫ぶ(映像があった)。私は風に(髪が)なびかれている6秒だけ。あれ、もうめちゃくちゃショックですね」と柏木。「その時は(自分は)センターはやっているから、映すのは若手を売りたい、顔を出したいというので…」と、制作サイドの意図を理解しようと必死だった。