<強者に勝て!・’21センバツ下関国際>選手紹介/8 那波賢人選手/奥山晃大選手 /山口
◇野球知識が豊富 那波賢人(なば・けんと)選手(1年) 目標としているのは、プロ野球・オリックスの吉田正尚選手。自身と体格や身長が同じくらいで、パワーがあり、足も速いところに憧れる。高校時代だけでなく、プロの世界でも、球界を代表する打者として「活躍を続けている姿が格好いい」と尊敬している。 小学生の時から陸上競技をしていたおかげで、走ることが得意だ。趣味は野球に関する本や記事を読むこと。チームの仲間が知らないことでも知っていることが多く、その豊富な知識でみんなから一目置かれている。 好きな食べ物はケーキ。2021年からは、野球部の寮で毎月15日にその月のメンバーの誕生日会が開かれており、自分の誕生月にも出てくるのを楽しみにしている。 ◇強振が武器 奥山晃大(おくやま・こうだい)選手(1年) 甲子園は幼いころから毎年必ず見に行っていた。大声援の中、ずっとスタンドから試合を観てきたが、下関国際野球部に入り、いよいよ自分も甲子園に立てるという実感がだんだん湧いてきている。 好きな言葉は「努力に勝る天才なし」。母からも「努力せんと駄目」とよくはっぱをかけられ、奮起している。武器はバッティングでどんな時でも力強く振れることだ。いつでも出られるように事前準備を怠らず、「緊張はしない」と自信を見せる。試合では重要な場面で起用されることが多く、県大会の桜ケ丘戦では代打で出場し、安打を放った。 趣味は幼いころから家族で楽しんでいたボウリング。ベストスコアは中学3年時の220だ。 〔山口版〕