ヴィッセル神戸が4連勝で首位をキープ!一時は同点も、終盤の佐々木大樹のゴールでセントラルコーストを破る!【ACLE】
AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のリーグステージ第5節が26日に行われ、首位に立つヴィッセル神戸は、ホームに11位に位置するセントラルコースト・マリナーズを迎えた。スタメンには、山口蛍や佐々木大樹が名を連ね、23日に行われた天皇杯決勝の先発メンバーから全員を入れ替えて、この一戦に臨んだ。 【リーグフェーズ順位表・対戦表】AFCチャンピオンズリーグエリート24/25 天皇杯を制した勢いをそのままに、序盤から圧倒的にボールを握るヴィッセルは、3分にCKから決定機。汰木康也が蹴ったボールをフリーで岩波拓也が頭で合わせたが、枠を捉えることができなかった。 その後も丁寧に後方からビルドアップを試みる相手に対し、前線からのプレスでロングボールを蹴らせて回収するホームチームが押し込む時間が続く。それでも、徐々にヴィッセルのペースに慣れてきたセントラルコーストも際どいシーンを作り出していく。嫌な流れになりかけていたが、ヴィッセルがセットプレーから40分に試合を動かす。 左サイドの位置からのFKを獲得すると、汰木が速いボールを送る。これを岩波がニアで逸らすと、菊池流帆が得意の頭で押し込み、先制に成功。ヴィッセル1点リードで前半を折り返す。 48分には追加点が生まれる。左サイドでボールを持った汰木が、右サイドでフリーになっていた広瀬陸斗にサイドチェンジ。広瀬はフリーでクロスを供給すると、相手DFに当たったボールはそのままゴールネットを揺らした。 2点リードを手にしたホームチームだったが、わずか6分後に失点を許す。右サイドからのクロスを山口が左足でのクリアを試みたが、うまくミートすることができず、自陣のゴールに吸い込まれてしまった。このオウンゴールで、再び点差は1点に。 そして74分には同点弾を奪われる。山口のパスミスから細かいパス交換でボックス内に侵入されると、最後はベイリー・ブラントマンに左足を振り抜かれて、2-2に。それでも佐々木が大きな勝ち越し弾を奪う。 81分、ボックス外中央でフリーでボールを受けた佐々木は迷いなく、右足を振り切る。真正面に飛んだものの、少しブレたボールを相手GKは処理することができず、ゴールネットを揺らした。試合はこのまま終了し、3-2でヴィッセルの勝利。ACLE4連勝を達成し、首位をキープしている。 【得点者】 40分 1-0 菊池流帆(ヴィッセル神戸) 48分 2-0 OG(ヴィッセル神戸) 54分 2-1 OG(セントラルコースト) 74分 2-2 ベイリー・ブラントマン(セントラルコースト) 81分 3-2 佐々木大樹(ヴィッセル神戸)
フットボールチャンネル編集部