ユナイテッドが1点を守り抜き連勝も、エリクセンとホイルンドが負傷交代で不安増大|プレミアリーグ
現地時間11月11日、プレミアリーグ第12節のマンチェスター・ユナイテッド vs ルートン・タウンの試合がオールド・トラフォードで行われた。 マンチェスター・ユナイテッドはディエゴ・ダロトが右サイドバックに入り、左サイドではセルヒオ・レギロンが久々に先発。攻撃陣ではマーカス・ラッシュフォードが先発に復帰した。一方のルートン・タウンは、昨シーズンまでマンチェスター・ユナイテッドが保有権を持っていたテデン・メンギらが先発。同じくマンチェスター・ユナイテッド出身で、前節のリヴァプール戦でゴールを決めたタヒス・チョンはベンチスタートとなった。 序盤はマンチェスター・ユナイテッドがボールを支配し相手陣内で攻撃を展開する。最初のビッグチャンスは10分。右サイドの深い位置からラッシュフォードがクロスを入れ、中央に走り込んだラスムス・ホイルンドが左足の太腿あたりで合わせたものの、GKトーマス・カミンスキが見事な反応でブロックし、ゴールを許さなかった。 16分にはダロトのクロスからスコット・マクトミネイがヘディングで、20分にはアレハンドロガルナチョがカットインから、24分にはブルーノ・フェルナンデスがペナルティーアークのあたりからゴールを狙ったが、シュートはいずれもクロスバーの上を超えていった。 防戦一方だったルートン・タウンが反撃を見せたのは36分。右サイドからイッサ・カボレが入れたアーリークロスがカールトン・モリスに通り、フリーでヘディングシュートを放ったものの、GKアンドレ・オナナがブロック。直後のアンドロス・タウンゼントのシュートもオナナが手中に収めた。 ここでマンチェスター・ユナイテッドにアクシデントが発生。30分過ぎに足を滑らせて転倒し、左ヒザを痛めていたクリスティアン・エリクセンがプレー続行不可能となり、30分にメイソン・マウントと交代する。 その後もマンチェスター・ユナイテッドがボールを保持し続けたものの、自陣深くにブロックを敷くルートン・タウンの守備を崩すことはできず、スコアレスで前半終了を迎える。 後半も開始しばらく膠着状態が続く中、均衡が崩れたのは59分だった。左サイドからのブルーノ・フェルナンデスのCKが右サイドに流れ、ラッシュフォードのクロスが混戦を誘うと、こぼれ球をヴィクトル・リンデレフが丁寧に蹴り込んだ。 畳みかけたいマンチェスター・ユナイテッドは70分、中盤でのボール奪取からアントニーが運んで逆サイドにラストパスを送り、ラッシュフォードがフリーでシュートを放ったが、ボールはGK正面へ。 70分台に入ると負傷交代が相次ぐ。73分にはルートン・タウンのアルフィー・ダウティー足首を痛めてジョーダン・クラークと交代。78分にはホイルンドが右足ハムストリングのあたりを痛めてアントニー・マルシャルと交代する。 その後は両チームともにゴールを目指そうと試みるものの拙攻が続き、これ以上の得点シーンが生まれないままタイムアップ。それでもマンチェスター・ユナイテッドが1-0で勝利しリーグ戦連勝を飾った。 次節、マンチェスター・ユナイテッドはアウェーでエヴァートンと、ルートン・タウンはホームでクリスタルパレスと対戦する。
◉試合結果
マンチェスター・ユナイテッド 1-0 ルートン・タウン 1-0 59分 ヴィクトル・リンデレフ(マンチェスター・ユナイテッド)
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