八村、渡辺雄らパリ五輪男子代表12人を発表 最年少は20歳ジェイコブス/バスケ
日本バスケットボール協会は8日、パリ五輪に出場する男子日本代表12人を発表した。 米プロ・NBAのレーカーズ所属で、トム・ホーバス監督体制になって初めて代表に参加した八村塁(26)や、昨季までグリズリーズなどでプレーした渡辺雄太(29)のほか、Bリーグで活躍する河村勇輝(23)=横浜BC=ら有力選手が入った。 富樫勇樹(30)=千葉J、比江島慎(33)=宇都宮、八村、渡辺雄、馬場雄大(28)、渡辺飛勇(25)=信州=は2021年東京五輪に続く2大会連続出場。富永啓生(23)は東京五輪で3人制に出場しており、パリで2種目目の出場となる。 昨年のW杯のメンバーからは富樫、河村、比江島、渡辺雄、馬場、富永、ホーキンソン・ジョシュ(29)=SR渋谷、吉井裕鷹(26)=三遠=が残った。W杯代表で、最終候補に残っていた川真田紘也(26)=長崎=は、渡辺飛とのセンターポジション争いで、最後の最後で脱落した。 テーブス海(25)=A東京=と、最年少20歳のジェイコブス晶(ハワイ大)が〝新戦力〟として入った。 世界ランキング26位の日本はパリ五輪の1次リーグB組で、昨年のW杯を制した同3位のドイツや開催国で同9位のフランス、最終予選を勝ち上がった同12位のブラジルと対戦。決勝トーナメント進出を目指す。 ホーバス監督は「この2カ月間で約40人の選手から12人に絞り込むのは本当に難しいプロセスでした。選手全員が一生懸命に取り組んでくれた事に感謝します。12人が決まりこのメンバーでパリ五輪で戦うことを楽しみにしています。日本での強化試合4試合では望んでいた結果は出ませんでしたが、課題も見つかり、五輪までに修正できると思います。チームの目標であるベスト8を達成して、パリでプレーできることをとても楽しみにしています」とコメントした。