料理家・栗原はるみが何度も作っている「普段のおうちごはん」のレシピ
豚肉と白菜を炒めてから、春雨を加えます。調味液は春雨にかけるように入れると、味を吸ってくれます。とにかく手早く!
鶏そぼろご飯
鶏のそぼろはいろいろな料理に使えるので、多めに作っておくと便利。でも作りたては、やっぱり鶏そぼろご飯で。熱いうちに炒り卵と絹さやをのせます。 そぼろはチャーハンや卵焼きに入れたり、じゃがいもや里芋と混ぜてコロッケにも。とろみをつければあんかけに。 ●材料(作りやすい分量) 鶏ひき肉…300g A しょうゆ…大さじ2 ½ ~3 みりん…大さじ2 砂糖…大さじ1 ½ ~2 炒り卵 卵…4個 砂糖…大さじ1 ½~2 酒…大さじ1 塩…少々 絹さや…50g ご飯…適量 ●作り方 1 鶏そぼろを作る。鍋にAを合わせて火にかけ、煮立ったらひき肉を加える。菜ばしでほぐし、混ぜながら中火で煮て、汁けが少なくなったら火を止め、そのままおいて味を含ませる。 2 炒り卵を作る。ボウルに卵を溶きほぐし、調味料を加えてよく混ぜ、こしてから鍋に入れる。鍋を弱火にかけ、菜ばしで手早く混ぜながら火を通し、そぼろ状になったら火を止める。 3 絹さやはへたと筋を取り、塩少々(分量外)を加えた熱湯でさっとゆでる。冷水に取って冷まし、水けをきって、斜めせん切りにする。 4 器にご飯を盛り、鶏そぼろ、炒り卵、絹さやをのせる。
アドボ
何度作ったかわからない、フィリピンの家庭料理。 黒こしょうとローリエがアクセントになっています。 白いご飯にソースをかけながらいただきます。 手羽中も加えると骨からだしが出ます。残ったソースはゆで卵をつけたり、焼いた肉や魚、ゆでじゃがいもにかけて。 ●材料(4人分) 鶏もも肉…2枚(600g) 手羽先…8本 玉ねぎ… ½個(100g) にんにく…3片 A 水…カップ½ しょうゆ…カップ½ 酢…カップ½ ローリエ…5枚 粒黒こしょう…20粒 ご飯…適宜 ●作り方 1 鶏もも肉は1枚を8等分に切る。手羽先は先の部分と手羽中に切り分け、手羽中の裏側の骨に沿って切り込みを入れる。 2 玉ねぎは粗みじん切りにする。 3 にんにくは粗みじん切りにする。 4 フライパンを熱し、油をひかずに鶏もも肉と手羽中を皮目から焼きつける。フッ素樹脂加工ではないフライパンの場合はサラダ油少々(分量外)をひく。両面に焼き色がついたら一度取り出す。 5 同じフライパンに玉ねぎ、にんにくを入れてしんなりするまで炒め、4の鶏肉を戻し入れてAを加える。煮立ってあくが出たら取り除き、落としぶたをして弱めの中火で約15分煮る。煮汁に軽くとろみがついたら火を止める。 6 器に盛り、好みでご飯を添える。 ※1で切り落とした手羽先の先の部分はスープなどに使用する。 雑誌『栗原はるみ』最新号では、この他にも「いつも、冷蔵庫にあるもの」「とっておきのお菓子」など、これまでのキャリアを代表するレシピが盛りだくさんです! ぜひご覧ください。 構成/『栗原はるみ』編集部