プロのスタントマンが交通事故を再現 高校生たちに正しい交通ルールを
とちぎテレビ
自転車に乗ったプロのスタントマンが交通事故を再現して高校生たちに交通ルールを学んでもらおうという教室が29日、宇都宮市で開かれました。 宇都宮中央高校の体育館で行われた交通安全教室には、およそ900人の生徒が参加しました。この教室は、生徒たちに交通事故を未然に防止してもらおうと開かれたものです。 自転車に乗ったスタントマンが、傘をさしたり、ヘッドホンをつけたりして交通事故につながるような危険な運転を実演しました。また、豆腐を人間の脳に見立ててヘルメットの有用性を生徒たちに訴えました。 そして、見通しの悪い交差点での事故や交通ルールを違反した自転車同士の大きな事故が再現されると、生徒たちは息をのみ、交通安全の大切さを学んでいました。 県警察本部によりますと、県内では2024年に入ってから9月末までに自転車が関係する事故が740件発生していて、去年の同じ時期に比べて27件増加しています。 このうち高校生が関係する自転車の重傷事故は14件で、けがをした16人のうち75%がヘルメットを着用していなかったということです。
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