藤井竜王（右）と佐々木八段（左）の等身大パネル

将棋の第37期竜王戦第5局・和歌山対局が11月27日と28日に和歌山市の和歌山城ホールで行われます。 藤井聡太竜王と佐々木勇気八段の対局で、対戦成績が2勝2敗となっていることもあり、注目が集まっています。 竜王戦7番勝負は2日制で、先に4勝した方が竜王のタイトルを奪います。今シリーズは4連覇がかかる藤井竜王が先勝しましたが、タイトル初挑戦での奪取を狙う佐々木八段と交互に白星を取り合う展開となっています。 対局をあすに控えた26日には和歌山市内のホテルで前夜祭が行われたほか、対局2日目の28日には、和歌山城ホールで事前申込みを行った人を対象に大盤解説会が開かれます。 和歌山市では、藤井竜王と佐々木八段の等身大パネルを市役所や駅など5か所に設置してPRしているほか、対局者の食事・勝負めしを公募して、市内の協力店で市民にも食べてもらおうと「勝負めし」冊子を製作・配布するなど、観光や経済の活性化につなげようと取り組んでいます。