【マイルCS】「まさにレースに最適な馬体重」 英国馬チャリンのR・ヴェリアン師/一問一答
マイルCS(G1、芝1600メートル)は17日、京都競馬場で発走する。英国から参戦するチャリン(牡4、R・ヴェリアン)が13日、京都競馬場で最終追い切りと公式会見を行った。管理するR・ヴェリアン師(45=英国)の一問一答は以下の通り。 -今日の追い切りの動きは 私が望んでいた通りの動きで、とても満足しています。直線では手前を替えて、とても良く伸びていました。 -馬の状態は 馬体のツヤも良く、前走からも非常に早く回しましたし、健康状態も非常に良好で、満足しています。今朝の馬体重は514キロで、まさにレースに最適な馬体重です。今年は3月から始動していますが、馬体重を落とすことなく、レースごとにどんどん良くなっていると言えるでしょう。もう1度力強いパフォーマンスを見せてくれると確信しています。 -今回が引退レース。なぜ日本のマイルCSへの参戦を決めたのか マイルCSの参戦はずっと前から検討していました。前走のクイーンエリザベスSを勝ってから、レース後の回復具合で最終判断をすることにしていましたが、非常に早く回復しましたし、ヨーロッパでは適鞍が無いので、マイルCSに参戦することにしました。引退は前走の少し前にオーナーが決定し、所有するフランスの牧場で種牡馬入りします。今年は競走馬として素晴らしい成功を収めましたが、来年からは種牡馬としてもっと素晴らしい仕事をすることになるでしょう。 -日本の高速馬場への適性については 私にはとても快適そうに馬が馬場をこなしているように見えました。彼はとても順応性があり重馬場も問題ないと思いますが、イギリスでは速い馬場でトップパフォーマンスを見せていましたので、速い馬場でも問題ないと思います。 -日本馬のライバルは 私は日本馬の全てに精通しているわけではありませんが、2頭の牝馬に注目しています。