サンダーデビューを飾ったハーテンシュタインを同僚が称賛「彼がゲームを変えてくれた」
11月21日(現地時間20日、日付は以下同)。オクラホマシティ・サンダーは、ホームのペイコム・センターでポートランド・トレイルブレイザーズを109-99で下して連敗を2でストップし、ウェスタン・カンファレンス2位の12勝4敗とした。 【動画】サンダーが勝利したブレイザーズ戦のハイライト! この日サンダーではジェイレン・ウィリアムズがゲームハイの30得点に7リバウンド8アシスト2スティール2ブロック、シェイ・ギルジャス・アレクサンダーが28得点5リバウンド4アシスト3スティール、アレックス・カルーソが17得点2スティールを記録。 そしてこの試合で待望のビッグマンがサンダーデビューを飾った。プレシーズンで左手を骨折していたアイザイア・ハーテンシュタインが、開幕16試合目で初出場。第1クォーター残り5分10秒にコートインした213センチ113キロのビッグマンは、28分33秒のプレータイムで13得点14リバウンド3アシスト4ブロックを残した。 サンダーはチェット・ホルムグレンが右骨盤骨折のため長期離脱を余儀なくされていて、この男が戦線離脱後3勝2敗だっただけに、ハーテンシュタインの復帰は攻防両面で大きなインパクトをもたらした。 「すごかった。彼が試合を変えたんだ。彼のリバウンド力とリムプロテクション、バスケットボールIQがね。それに、彼は(試合から離れていたことで)コート上でちょっと鈍さがあった。けど彼がゲームを変えてくれたのは確かだね」 ギルジャス・アレクサンダーがそう話したとおり、ハーテンシュタインはダブルダブルをマークしただけでなく、ブロックショットでも存在感を発揮したほか、オフェンスの中継役となってパサーとしても貢献。 サンダーによると、このチームのデビュー戦でダブルダブルを達成したのは球団史上2人目で、ハーテンシュタインが残した14リバウンドと4ブロックはデビュー戦としては球団新記録になったという。 21日終了時点で、ウェストはゴールデンステイト・ウォリアーズ(11勝3敗)が首位に立ち、サンダーがゲーム差なしの2位。26日からウォリアーズ戦を含むアウェー4連戦を控えるサンダーにとって、“待望のビッグマン”ハーテンシュタインが復帰したことは大きな収穫と言えるだろう。
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