【R30、5台以上持ってマス】エンジンはボアアップ、足元はオバフェン化など、ハイレベルでやることやってる自慢のR30スカイライン
ストック感を見事に残して仕上げたイマどきシャコタンスタイル! BASE CAR:スカイライン(R30)/1984年型 【画像6枚】さりげないオバフェン化で深リムを余裕で呑み込む足元、車高調+油圧で仕上げたオリジナルの足回り、シェイブドベイで美しさと整備性をUPしたエンジンルームなど、R30スカイラインの全貌 みんなが共通して抱く鉄仮面のイメージを崩すことなく、イマどきなドシャコスタイルに仕立てたこのR30スカイライン。 一見するとストックっぽいが、R30オーナーの常識を超えたカスタムが詰め込まれているのだ! 最初の愛車が先輩から譲り受けたR30だったこともあり、いつかはまたR30に乗りたいと考えていたオーナー。 十数年ほど前に、廃車同然で捨てられていたR30を入手したことから、一気にモディがファイスタート。 自身が自動車整備業を営んでいることもあり、レストア感覚で整備をはじめると、自然とR30が集まりはじめ、5台以上のR30を乗ることに。 今回の個体は、そのなかでもベストの1台で、家族4人で買い物にも行けば、年に数度はサーキットも走る現役マシンという併用っぷりだ。 外装はできるだけノーマル風とのことだが、サーキットを想定した太めタイヤ対応のフェンダー叩き出しや、油圧シリンダーをハイブリッドしたオリジナル車高調など、足回りへのこだわりはタップリ。 しかも、フロントはパーツの選択肢が増えるという理由から、ロワアームから先をS13化するなど、なかなかブッ飛んだ仕様となっている。 さらに、シェイプドベイ&ワイヤータックでメンテしやすくなった美麗なエンジンルームには、「ターボだとビッグタービンを入れたり結局速さの追求になる。今回は長く乗りたいので、あえてのNA化です」と、サウンドと雰囲気重視のチューニングを施している。 ボディも白から赤、そして、現状の赤へと理想を求めてオールペンを繰り返し、今では、ほかのR30オーナーが色の配合を尋ねてくるほどのバランスに! がっつりイジってるのに妙にストック感のある、狙いどおりのスタイルが完成した。 『カスタムCAR』2019年9月号掲載 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
カスタムCAR 編集部