【MLB】タイガース10年ぶりのプレーオフ進出 Wソックスは121敗目で20世紀以降のワースト記録を更新
【ホワイトソックス1-4タイガース】@コメリカ・パーク
日本時間9月28日、タイガースは本拠地コメリカ・パークで2024年レギュラーシーズン最後の3連戦がスタート。その初戦に4対1で勝利し、地区4連覇を成し遂げた2014年以来10年ぶりとなるプレーオフ進出が決定した。タイガース2番手のブラント・ハーターが4イニングを2安打1失点に抑えて6勝目(1敗)を挙げ、5番手のジェイソン・フォーリーは28セーブ目を記録。ホワイトソックス2番手のジャレッド・シュスターは2回1安打2失点で5敗目(2勝)を喫した。 【動画】タイガースのライリー・グリーンがタイムリー二塁打を放つ ホワイトソックス先発のギャレット・クローシェの前に4回まで無得点に抑えられていたタイガース打線だが、5回裏に2番手のシュスターがマウンドに上がると、いきなり無死満塁の大チャンスに。ここでシュスターの暴投とマット・ビアーリングの犠飛で2点を先制した。直後の6回表にザック・デローチのメジャー初本塁打で1点を返されたものの、7回裏にライリー・グリーンのタイムリー二塁打などで2点を追加。4対1で勝利し、マジックナンバーの対象チームであるツインズの結果を待たずに、自力でプレーオフ進出を確定させた。 タイガースのプレーオフ進出は2014年以来10年ぶり。エンゼルスと並んでプレーオフの舞台から最も遠ざかっているチームだったが、トレード・デッドラインでジャック・フラハティを放出したにもかかわらず、8月以降に34勝17敗という快進撃を見せ、大逆転でプレーオフ進出の切符をつかみ取った。一方、敗れたホワイトソックスは今季121敗目。メッツが創設初年度の1962年に記録したシーズン120敗を上回り、20世紀以降のメジャーワースト記録となってしまった。