白川村合掌集落で初雪、今季初の雪化粧 観光客が冬の風景を撮影、飛騨地方で厳しい冷え込み
岐阜県内は29日、飛騨地方を中心に厳しい冷え込みとなり、大野郡白川村荻町の世界遺産集落では今季初めて雪が降り積もった。かやぶき屋根が立ち並ぶ日本の原風景は雪景色に包まれ、雪化粧した合掌集落をカメラに収めて楽しむ観光客の姿も見られた。 気象庁によると、飛騨市河合町で5センチ、同村で3センチの積雪を記録。同村では午前7時には0度まで冷え込み、日中の最高気温も5・6度だった。 道路では除雪車も出動して対応。荻町の近隣地域にある鳩谷の住民は「朝の時点で雪が降り積もり、白い世界だった」と話した。
岐阜新聞社