自民党・青山繁晴参院議員が語る自民党裏金問題!無派閥議員から見た派閥の弊害と解消の必要性とは?選挙ドットコムちゃんねるまとめ
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年2月7日に公開された動画ではゲストに自由民主党参院議員の青山繁晴氏をお招きし、自民党の裏金問題について語っていただきました。 派閥解消の必要性とは? 【このトピックのポイント】 ・政治とカネの問題をなくすためには派閥の機能を完全になくすことが必要 ・国会議員の仕事は主権者と直接向かい合うこと ・派閥がなくなれば国会議員が実力で評価されるようになる
青山氏のプロフィールは以下の通りです。 人間ドックでとてつもなく若い体内年齢を叩き出したことがあるという青山氏。日々の運動習慣について伺うと、趣味のアルペンスキーでキレのある滑りを維持するために30階以上ある自宅の階段を歩いて上り下りしているとのエピソードを披露しました。 議員会館も12階を階段で往復しており、調子の良い日は2分40秒で昇っているそうです。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして青山氏に回答していただきました。
自民党裏金問題 どうやったら変われる?
自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金問題をめぐり、一部の議員が逮捕・起訴され、派閥の会計責任者も起訴されています。 青山氏は政治家になる前に同様の事件が起きたとき、東京地検特捜部を訪れたことがあるとのこと。 幹部に対し、当該の政治家を立件すべきと詰め寄ったところ「国会議員が作ってる政治資金規正法がザル法だからやりようがない」と怒鳴り返されたそうで、今回の事件でも特捜は歯がゆい思いをしているところはあるのかもしれません。 裏金問題の根本的な原因について問うと、「派閥という村集団・村社会が日本の古い闇の部分とつながっている」と青山氏。金の問題と派閥の問題は表裏一体の関係にあるとしました。
その問題を解決するために、青山氏が代表となって立ち上げたのが議員連盟「政治(まつりごと)変革会議」です。派閥の全廃を掲げているものの、それはあくまで入口だと青山氏。 不記載3000万円のボーダーラインにあぐらをかかずに「感覚を研ぎ澄まさないといけない」と熱弁しました。 青山氏「国民のために死ぬのが仕事なんで、てめえの利益考えてるんじゃないよってことですよ。それだったら国会議員やるなだし、いらないよ、そんな人は」 新人教育のために派閥が必要という意見に対しては、青山氏は民間企業に例えて「派閥で新人教育する意味が分からない」と切り捨てます。さらに、派閥の教育の中身が金の集め方や支持団体の回り方であるとし、「それが新人教育ですか」とコメントしました。