K-POP帝国「HYBE」がお家騒動で噴出の「悪質コメント」に告訴予告…!韓国ネット民の「悪習」根絶の契機となるか
「一切の善処なしに最後まで強硬対応する」
ミン氏は記者会見で、同じHYBE所属の5人組ガールズグループのILLITに対し、「NewJeansの振り付けやコンセプトを盗用した」と何度も主張し、デビューしたばかりの彼女らに「パクリグループ」という汚名を着せた。 HYBE初のガールズグループLE SSERAFIMに対しては、「HYBEが最初の約束とは違い、NewJeansではなく、LE SSERAFIMを先にデビューさせた。LE SSERAFIMのデビュー前にNewJeansの広報をしないでほしいという要求もしてきた」と主張。HYBEとパン・シヒョク議長がLE SSERAFIMの成功のためにNewJeansの活動を妨害したかのように聞こえる発言だった。 この記者会見の直後からインターネット上ではLE SSERAFIMやILLITに対する誹謗と嘲弄、根も葉もない陰謀論が堰を切ったように氾濫し、彼女たちはアーティストとして深刻なダメージを負った。だが、ミン代表は2回目の会見で、「BTS、LE SSERAFIM、ILLITが傷ついたが、言いたいことがあるか」という記者の質問に対し、「NewJeansはもちろん、皆が傷ついた。むしろ彼女らを傷つけないためには言及してはならないと思う」と、謝罪を拒否した。 ミン代表の言葉のように、この内戦でミン氏側に立ったNewJeansも少なくない傷を負った。インターネット上ではミン代表があれほど「オリジナリティ」を強調したNewJeansの振り付けやPVのイメージも実は有名グループを模倣したものだという主張が広がり、ついには90年代のメキシコのガールグループ「Jeans」とNewJeansを比較しながら、「NewJeansこそ、Jeansをパクった」という嘲弄まで登場した。 結局、醜い内戦がネットユーザーを刺激し、所属アーティストたちに対する「集団いじめ」のようなインターネット世論が続く中、ようやくHYBEが強力な対処に乗り出した。ADOR側は、「最近匿名性を利用してNewJeansに対する悪質なコメントが増加したことも把握している。通常は摘発しにくいといわれる匿名のコミュニティサイトの投稿文に対してもあらゆる手段を動員して、法的措置を進行する予定だ」と警告している。 これに先立つ4月26日、LE SSERAFIMに対する誹謗中傷、アーティストの人格を冒涜する投稿文やセクハラなどに対する告訴を公表した「Source Music」は、最近、これまでの告訴経過を公表した。 それによると、「韓国はもちろん、海外のSNSアカウントとインターネットコミュニティサイトなどすべてのチャンネルを対象に採証作業を進めた結果、膨大な量の悪質コメントと掲示文を収集して侮辱、情報通信網法上の名誉毀損、性暴力処罰法上の通信媒体利用わいせつの疑いで捜査機関に告訴状を提出し、多数の被告人が最大200万ウォンの罰金刑などで刑事処罰を受けた」という。 さらに、「現在も採証作業が進められており、有罪が認められた被告人に対しては、一切の善処なしに最後まで強硬対応する」ことを明らかにした。 また、ILLITの所属事務所「BELIFT LAB」も告知を出し、「悪質な書き込みを作成した数百人を対象に告訴状を提出し、現在捜査機関で捜査を進めている」、「今後も常時採証作業を行い、定期的に告訴状を提出する」と明らかにした。