【センバツ】出場監督の多彩な経歴! 他校で日本一経験、元独立リーグ監督など采配にも注目!
第96回選抜高校野球大会(センバツ)が、3月18日から阪神甲子園球場(兵庫・西宮市)で開催される。出場が決まった32校は8日の抽選を経て、本番へと向かう。 【センバツ出場校ランキング】監督別の勝利数 今大会に出場する32校で、複数校の指導歴を持つ監督は多い。現在の高校以外で監督を務めた経験のある監督を並べてみた。 佐々木 順一朗(仙台育英ー学法石川) 吉田 洸二(佐世保商ー平戸ー清峰ー山梨学院大付・山梨学院) 島田 直也(徳島インディゴソックスー常総学院) 村田 治樹(四日市西ー飯野ー津西ー宇治山田商) 東 哲平(北陸ー敦賀気比) 井原 正善(有田中央ー耐久) 門馬 敬治(東海大相模ー創志学園) 濱口 佳久(高知中軟式ー高知) 小田 大介(神村学園中等部ー神村学園) 島影 隆啓(武修館ー別海) 田中 格(田辺工ー田辺) 学法石川(福島)を率いる佐々木監督は、仙台育英(宮城)時代の監督姿が印象に残っている方も多いだろう。現在の仙台育英をはじめとした東北勢の隆盛のパイオニア的な存在かもしれない。春夏の決勝進出を含め、春6度、夏13度の甲子園出場を経験。明治神宮大会2回の優勝も誇る。2018年から学法石川の監督となり、33年ぶりのセンバツ出場をもたらした。7年ぶりの甲子園采配で快進撃を狙う。 東海大相模(神奈川)の監督として春3回、夏1回の甲子園優勝を持つ門馬 敬治監督は、創志学園(岡山)監督として初めて甲子園で采配を振るうことになる。2022年秋から指揮を執り、2年目で早くも結果を出した。「アグレッシブベースボール」をモットーに、菅野 智之投手(現巨人)、小笠原 慎之介投手(現中日)らを育てた名将が、新たな風を甲子園で吹かせる。 常総学院(茨城)の島田監督は、現役時代は日本ハム、横浜(現DeNA)、ヤクルト、近鉄で投手としてプレー。引退後に独立リーグの信濃グランセローズで投手コーチ、徳島インディゴソックスでは監督を務めた後、DeNAの2軍投手コーチも歴任した。2020年秋から、母校・常総学院の指揮を執ると関東大会で準優勝を収め、21年センバツで初の甲子園も経験。初陣を勝利で飾っている。高校野球以外での経験豊富な指導歴も武器とする。 高知の濱口監督と、神村学園の小田監督は、ともに中学の軟式の監督を経験。近年増えてきている中学軟式監督経験者として、さらなる実績を積み重ねることができるか。 多岐にわたるプロフィールを持つ監督たちの奮闘にも目が離せない。