40歳から「時給1300円・1日6時間・週3日」でパートの予定です。これまで専業主婦でしたが、将来の“年金額”はどれだけ増えますか? これから60歳まで働くつもりです
いまから厚生年金に加入すると年金はいくら増える?
厚生年金に加入するため労働時間を当初より1時間長くして「時給1300円・1日7時間・週3日」の条件で働く場合、65歳から90歳までに受け取れる年金額はいくら増えるのでしょうか。今回は話を分かりやすくするために、平均標準報酬額は11万円で、老齢厚生年金は報酬比例部分のみで算出してみます。 年金額計算の基礎となる報酬比例部分は加入期間によって計算方法が異なり、今回は「2003年4月以降」の計算式である「平均標準報酬額×5.481/1000×2003年4月以降の加入期間の月数」が適用されます。 平均報酬額11万円と加入期間20年(240月)を当てはめて計算すると、老齢厚生年金を年間約「14万4698円(月額約1万2058円)」受け取れます。 65歳から90歳まで25年間受け取ると、総額361万7450円となります。この金額が多いかどうかは人それぞれ考え方や価値観が異なるので一概にはいえませんが、長生きするほど無視できない金額となるでしょう。
まとめ
本記事では、パートを始めると世帯年収や老後の年金は増えるのか解説しました。考え方や価値観は人それぞれですが、働いて給料を得ると家計の財政基盤強化につながり、厚生年金に加入すると老後に受け取る年金が増えます。 短期的には金額が少なくみえても、長期的には無視できない規模となることも珍しくありません。軽視せずにコツコツ続けることも大切です。 出典 日本年金機構 令和6年4月分からの年金額等について 日本年金機構 は行 報酬比例部分 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部