1月での守備の改善は必須か シティはスペインで好調なジローナの左SBグティエレスの獲得に興味
躍進の要因の一つ
今シーズンは、守備陣が本来の調子が出せていないマンチェスター・シティはジローナに所属するDFミゲル・グティエレス(22)の獲得に興味を示しているようだ。 グティエレスはレアル・マドリードの下部組織で育った選手だが、トップチームでの出場はわずか10試合のみとなっている。2022年にジローナに移籍した同選手。ジローナは今季ラ・リーガで旋風を巻き起こしており、16試合を終えて13勝2分1敗で首位に立っている。 グティエレスは公式戦17試合に出場し、1ゴール3アシストを記録。リーグ戦では15試合に出場しており、全てスタメン出場だ。絶好調ジローナに欠かせない存在として存在感を出している同選手だが、スペイン『SPORT』によると、シティは1月の移籍での獲得を検討しているという。 圧巻のスピードで左サイドを制圧するグティエレスにはシティだけではなく、アーセナルや古巣のレアル・マドリードも注目しているようであり、争奪戦が予想されている。 2027年までジローナとの契約が残っており、同メディアによると契約解除金は3500万ユーロ(約54億円)に設定されているようだ。 またジローナはシティ・フットボール・グループの傘下であるが、ジローナが現在ラ・リーガの首位に立つほどの躍進を見せていることからも同選手が冬に移籍を望むかどうかは不明だ。 左SBにはヨシュコ・グヴァルディオルやネイサン・アケという選手がいるが、どちらも本職はCBであり、純粋なSBの獲得にシティは動くのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部