妻殺害、元長野県議側が控訴 無罪主張退け懲役19年に不服
長野県塩尻市の酒蔵兼自宅で2021年9月、妻=当時(47)=を殺害したとして、殺人の罪に問われた元長野県議丸山大輔被告(50)の弁護人は25日、弁護側の無罪主張を退け、懲役19年とした長野地裁の裁判員裁判判決を不服として控訴した。 判決によると、9月29日午前1時44分~同3時4分ごろ、自宅で妻希美さんの首を何らかの方法で圧迫し、窒息死させた。 丸山被告は判決前、勾留先で共同通信の接見に応じ、有罪判決となった場合に控訴するか尋ねると「裁判員裁判の重みを大事にしたい」と答えていた。弁護側は判決後、被告のコメントを紹介し「意外な判決でショックを受けている」とした。