今オフ目玉FAのヤンキース・ソト争奪戦すでに開始、WS終了後2時間以内に8球団が接触
今オフにFAとなるヤンキースのフアン・ソト外野手(26)に関し、すでに激しい争奪戦が始まっていると10月31日(日本時間11月1日)、地元紙ニューヨーク・ポストのジョン・ヘイマン記者が伝えた。 【写真】ホームランダービーでフアン・ソトに敗れた大谷翔平 同記者によると、ドジャースに敗れた前日のワールドシリーズ第5戦が終了してから2時間以内にすでに8球団が接触。この日の朝までにはその数が11球団に増えたという。 契約総額は、ドジャース大谷翔平投手に並ぶ史上最高額の7億ドル(約1050億円)に上ると予想されている。大谷は昨オフにドジャースと10年契約を結んだが、約97%が後払い。一方、ソトは通常の7億ドル契約を目指すとされており、14年契約となれば、メジャー史上初めて後払いなしで年俸5000万ドル(約75億円)に達するプレーヤーになる。 ドミニカ共和国出身のソトは18年にナショナルズでデビューし、短縮シーズンとなった20年に打率3割5分1厘を記録して首位打者を獲得。昨オフにパドレスからトレードで加入し、今季は157試合で打率2割8分8厘、リーグ3位の41本塁打、109打点、OPS.989をマークした。高い出塁率と長打力を誇り、昨季まで3年連続で最多四球を記録。オールスターには4年連続で選出されている。通算成績は7年で打率2割8分5厘、201本塁打、592打点、OPS.953。