「勝つに値しなかった」 苦戦も敵地初白星のレアル、アンチェロッティ監督は結果強調 「勝ち点を3増やせたのが何より」
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 【動画】ヴィニシウス&ムバッペの2発! ソシエダvsマドリー ハイライト 14日、ラ・リーガ第5節でレアル・ソシエダとのアウェイゲームに臨んだマドリー。4試合を終えて敵地ではまだ勝利を得られていないなか、日本代表MF久保建英が先発したチームと対戦した。 前半はソシエダペースで進み、クロスバーにも助けられたマドリー。ゴールレスで折り返すと今度はポストにも救われるが、ハンドで獲得したPKからブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが決める。 75分には再びマドリーがPKを獲得。フランス代表FWキリアン・ムバッペが冷静に沈め、そのまま2-0で試合終了。前半はモロッコ代表MFブラヒム・ディアスの負傷交代もありながら、連勝とアウェイでの初白星を手にした。 試合後にコメントしたアンチェロッティ監督は、内容だけ見れば負けていてもおかしくなかったと回想。スターたちが苦しみながら勝利を手にしたことを評価している。 「複雑な試合だったし、おそらく我々は勝つに値しなかった。レアル・ソシエダがとても良いプレーをしたからだ。だが、我々は耐え、苦しみながら、献身的にプレーした。それを非常に高く評価している。これほどのクオリティを持つチームが犠牲払う姿はなかなか見られないが、今日はそれが見られた」 「まだ100%の状態ではないが、選手個々は大きく向上している。重要なのはここからの連戦で良いスタートを切ることだったから、我々は非常に満足している」 また、多数抱える中盤の負傷者にも言及。先発した3選手を称え、改善点に触れるより勝利したことへの満足感を示した。 「中盤の4人を欠き、100%の状態ではない時、バランスを見つけるのは非常に難しい。今日プレーしたモドリッチ、バルベルデ、アルダ・ギュレルといったミッドフィルダーの働きはとても素晴らしかったし、私はそれをとても評価している」 「この試合はうまくいかなかった部分を厳しく評価する絶好の機会だが、順位表において勝ち点を3増やせたことが何よりも重要だ」
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