次世代ICT教育の強化を目指し共同研究 札幌国際大とサードウェーブが合意書
札幌国際大・同大短期大学部(札幌市)とパソコンメーカーのサードウェーブ(東京都千代田区)はこのほど、次世代情報通信技術(ICT)教育の強化を目的に「テクノロジー活用人材育成環境検証に関する研究」を共同実施すると発表した。 9月13日付で共同研究の合意書を締結した。共同研究は、札幌国際大・同大短期大学部に今後入学が想定される、ICT活用の豊富な経験を持つ若い世代に対応した「質の高い教育環境」を構築するために行うという。研究成果を生かして、デジタル環境を積極的に活用したカリキュラムを組み、次世代社会をけん引する「デジタル文系人材」の育成を推進する。併せて教育のデジタルトランスフォーメーション(DX)化も進めるという。 札幌国際大は8月上旬、サードウェーブの協力を得て、学生が高度な情報技術を学び実践する場「Creative Lab」を新設。ストレスなくeスポーツや動画編集ができる高機能パソコンや、3Dプリンター、布に直接印刷できるガーメントプリンターなどを備え、学生が最新のデジタル技術に触れる環境を整えている。