超ムズすぎる「アオモリックキューブ」 絵柄はリンゴ6品種
6面全てに青森県産リンゴの表面写真を使った六面立体パズル「アオモリックキューブ」が難し過ぎると話題だ。絵柄の品種は1面ずつ異なるものの、全て赤いリンゴという「超高難易度」。企画した県の担当者もクリアに2日要したという「青森からの挑戦状」だ。 【画像】3年前に登場して話題となったパズルゲーム「ぷよりんご」 こちらも青森県が企画した 県産リンゴをPRするため、県観光政策課が企画した。絵柄のリンゴは「ふじ」「ジョナゴールド」「世界一」「紅玉」「千雪」「陸奥」。県民になじみが深く、模様や色味が特徴的な6品種を選んだ。県内11店舗で17日から発売したところ、直後から一時品切れとなる店が続出する人気商品となった。 交流サイト(SNS)のX(旧・ツイッター)やインスタグラムの県公式アカウント「まるごと青森」で昨年8月に試作品を公開。同時に投稿した、ねぷたの材料である和紙を貼ったものなど3種類の試作品で断トツの関心を集め、Xではこれまでに13万回以上閲覧された。販売を求める声が多く寄せられ、製品化を企画した。本物の色味に近づけるため、試作を繰り返した。 担当した同課の三上悠維さんは、通常の六面立体パズルならば3~5分程度で完成する腕前だが、アオモリックキューブは2日要し、「別格だった」と話す。職員には10分程度でクリアする猛者もおり、精進を誓う。 県外へのプレゼントや土産に購入する例が多いという。サイズは約6センチの立方体。価格は3000円。県内の観光施設や道の駅などで販売している。
日本農業新聞