巨人・船迫投手(聖光学院高、東日本国際大出身)が新人王 福島県関係で16年ぶり プロ野球
プロ野球の表彰選手が26日発表され、セ・リーグの最優秀新人賞(新人王)に巨人の船迫大雅(ふなばさま・ひろまさ)投手(28)=聖光学院高、東日本国際大出身=が選ばれた。福島県関係者の新人王獲得は2008(平成20)年、元オリックス投手でいわき市出身の小松聖氏(43)=勿来工高出身=以来、16年ぶり。 プロ2年目の今季、51試合に登板し4勝0敗22ホールド、防御率2・37の好成績を残した。シーズンを通してベンチ入りし、中継ぎとして安定感のある投球を続け、チームの4年ぶりのリーグ優勝に貢献した。 プロ野球担当記者による投票で有効投票数302票のうち190票を得た。1年目の昨季は36試合に登板して3勝を挙げたが、投球回が30回以内だったため今季も継続して受賞資格を有していた。 宮城県蔵王町出身。聖光学院高で主戦として活躍し、2014年夏の甲子園で同校の8強入りと初の3勝に貢献した。東日本国際大でも投手陣の主力を担い2018年に同校初の明治神宮野球大会に導いた。西濃運輸を経て、2022(令和4)年のドラフト会議で巨人から5位指名を受けた。