今季3ゴール9アシスト

PSGが狙うチェルキ photo/Getty Images

パリ・サンジェルマン（PSG）はFWラヤン チェルキ（20）獲得に向け、所属先のリヨンへ正式なオファーを提出したようだ。仏『L'Équipe』が報じている。 リヨンの下部組織出身のチェルキは神童として10代の頃から大きな注目を集めていた。ビッグクラブからの関心の噂も度々浮上していたが、ここまでは移籍を果たしていない。リヨンは昨年12月までは最下位に沈むなど苦戦を強いられたシーズンを送ったが、チェルキはその中で公式戦39試合に出場し、3ゴール9アシストをマークした。 そんなチェルキ獲得へPSGは動き出しているようで、同メディアによると、同選手獲得に向けて総額1500万ユーロ（約25億円）となる最初のオファーを出したという。PSGはエースだったキリアン・ムバッペがレアル・マドリードへの移籍を果たしたため、攻撃のオプションを強化する必要があり、チェルキの獲得へ動いているとのこと。 またPSGの指揮官ルイス・エンリケはチェルキのことを高く評価しており、新たな時代を迎えるチームの鍵の1人になると考えているようだ。しかし、リヨンはクラブにとって大事な存在である同選手の移籍を阻止したいと考えており、現行契約では2025年夏までとなっているチェルキに2028年までの新契約をオファーしている模様。 仏『Sports Zone』は以前、リヴァプールやトッテナムも同選手の獲得に興味を持っていると報じていたため、今夏にビッグクラブによる争奪戦が起こる可能性もある。これまでもビッグクラブへの移籍が囁かれてきた若き才能は今夏、ついに移籍を果たすのか。注目だ。