パドレス対ドジャース　試合前のセレモニーに登場し、ロバーツ監督（左）にハグで迎えられるドジャース大谷（撮影・菅敏）

＜ナ・リーグ地区シリーズ：パドレス6－5ドジャース＞◇第3戦◇8日（日本時間9日）◇ペトコパーク 　ドジャース大谷翔平投手（30）が「1番DH」でスタメン出場。2試合ぶりのアーチが期待されたが、4打数1安打2三振でチームも敗れた。 　1回無死の第1打席、右腕キングと対戦。カウント2－2から内角低めに食い込むスイーパーにバットが回り、空振り三振に倒れた。 　第2打席は1－6の3回無死一塁、カウント1－1から外角のチェンジアップを、バットを折りながら中前に落とす安打で好機を拡大した。 　第3打席は5－6の5回無死、フルカウントから外角のスイーパーを左中間後方へ運んだが、中堅手メリルがフェンスの手前で捕球した。 　第4打席は5－6の8回無死で左腕スコットと対戦。カウント2－2から外角高めのスライダーに手が出ず、見逃し三振に終わった。 　チームは自身が3ランを放った第1戦で勝利も連敗。地区シリーズは3戦先勝で、パドレスに王手をかけられた。 　今季はレギュラーシーズンで打率3割1分、54本塁打、130打点、59盗塁。史上初の「50－50」を達成し、本塁打と打点のリーグ2冠に輝いた。