【山口天気 夕刊1/6】今週これから今季一番の寒波襲来…雪や凍結、極寒への備えを万全に！
●今週このあと冬型気圧配置が強まり 今季一番の強い寒気が流入 ●寒気流入のピークは木曜日 今週後半ほど断続的な雪や極寒に ●雪・凍結に伴う交通の乱れや 極寒を乗り切るための備えを早めに ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
2025年は、お正月は晴天が続きましたが、きょう6日(月)は低気圧や前線の影響で午前中心に久々の雨となりました。 そして、この雨をきっかけに、今週このあとは冬将軍が動き出します。 低気圧や前線が東に進むとともに、日本付近は等圧線が縦じま模様の冬型の気圧配置が強まり、次第に強い寒気が流入…木曜日には、平地で大雪の目安にもなるほどのこの冬一番の強い寒気が県内上空へ流れ込んでくる予想です。
そして8日(水)、9日(木)にかけて断続的に雪やみぞれが降りやすく、水曜日には山間部中心に雪が積もる所も多くなっていき、寒気がピークとなる木曜日には、山口市内など内陸の市街地のほか、宇部方面などの瀬戸内側でも雪化粧の可能性があります。寒さも木曜日にかけていっそう厳しさが増し、路面凍結のエリアも広がってくる心配があります。 週後半ほど、雪や凍結に伴う交通の乱れなどの影響が広がる可能性も考えながら、予定の柔軟な変更の検討や、暖房の灯油も残りの確認や必要なら買い足しを行うなど、厳しい寒さを乗り切る準備を早めに進めておきましょう。
あす7日(火)は次第に強まる冬型気圧配置により風の冷たさが増してきて、日中でも各地で気温は1桁止まり…一気に身体が縮こまる寒さとなってきます。また、時雨模様の冷たい雨が、夜ほど雪が交じり始め、徳佐方面など山間部では雪化粧し始める可能性もあります。
そして今週後半にかけて、今シーズン一番の寒波に…8日(水)は度々雪が舞いやすく、山間部ほど積雪する所が増えていき、9日(木)には市街地でも至る所で雪化粧や路面凍結のエリアが広がり、さらに昼間でも冷蔵庫並みの凍える寒さとなりそうです。 金曜日も、まだ厳しい寒さや雪が舞う天気。週末からの今年最初の3連休は、土曜日はいったん天気は落ち着くものの、日曜日に気圧の谷の通過で冷たい雨の可能性がある、とみています。 （KRY山口放送 気象予報士 山本昇治）
