田原俊彦が通算80枚目シングル発売ライブで大ハッスル 「100枚目目指して頑張ります」
歌手、田原俊彦(63)が30日、東京・豊洲PITで通算80枚目のシングル「愛だけがあればいい」の発売記念パーティーを開催した。 黒のジャケット姿で颯爽と登場し「元気ですか?」と満員の1235人に呼びかけると、客席に降りて会場を縦横無尽に駆けまわる大サービス。新曲やヒット曲「原宿キッス」など8曲をエネルギッシュに歌い踊った。 ライブ前に囲み取材と写真撮影に応じた田原は、ここでも元気いっぱい。お決まりの右足を高らかに上げるポーズを何度も繰り出し、還暦越えとは思えないトゥー・ヤングぶりを見せつけた。 1980年発売のデビュー曲「哀愁でいと」から45年目に突入したことに「お金のためでなくファンの方のためにステージに立ち続けた」と胸を張り、「50周年に向けて、そのとき68歳ですが、まだまだイケる」と自らを鼓舞。さらに自身のベストソング3曲を「君は薔薇薔薇…という感じ」「悲しみ2(TOO)YOUNG」「ごめんよ涙」と挙げた。 新曲がオリコン11位だったことには「あと一歩だった」と悔しがり、「ベスト10に入るヒット曲を出したい。飽くなき挑戦です」とも。続けて「年1枚ペースで新曲を出しているから100枚目は83歳か…。きついな」と言いながらも、「1年に2枚だと間に合う。100枚目指して頑張りましょう」と高らかに宣言した。 刺激になっているのは友人のサッカー元日本代表、三浦知良(57)の存在だ。ポルトガル2部オリベイレンセからJFLアトレチコ鈴鹿に移籍したカズとは、彼が帰国した1カ月前に1週間で3回も一緒に朝までカラオケで歌ったと告白。 「俺は声がかれて風邪気味になったけど、彼は裸で踊っていた」と脱帽し、「俺も声が出る限り続けるので、カズも足が折れるまで続けてほしい」とエールを送って生涯現役を誓った。 7月20日から全国ツアー(19都市20公演)を展開する。東京公演は9月3、4日にLINE CUBE SHIBUYAで。